婚約指輪の由来

婚約指輪の由来

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結婚指輪が誕生したとされる古代ローマの時代には、現代の様に結婚指輪と婚約指輪のような区別はなく、結婚の契約の証とする結婚指輪を交換するのみで、装飾品というよりも鉄輪のようなものでした。

時代が流れ、教会が結婚を祝福するようになると、互いを知るために一定の婚約期間を取ることが奨励されるようになり、これにより婚約指輪を別に送る必要性が出てきたのです。

婚約者のいる女性は、既婚者同様の貞節が求められますから、その証が必要だったのですね。

また、婚約指輪に宝石などをあしらい、その装飾性が高まっていった要因には、女性の処女性を重要視する当時の男性の所有欲や自己の経済力の誇示であったともされています。

後に、教会により婚約指輪の必要性と夫となる男性の経済的犠牲が求められるようになると、ますますその傾向が高くなっていきました。

中世の時代までは、婚約指輪に使う宝石は、サファイアなどの色石が多く使われていました。

15世紀頃に、後にローマ帝国皇帝となるマクシミリアン大公が、婚約者であるブルゴーニュの公女マリーに、ダイヤモンドの結婚指輪を贈ったという記録が残されおり、これがダイヤモンドの婚約指輪の最古の記録とされています。

現代では、永遠を表すダイヤモンドを使った婚約指輪が多く作られるようになっています。